日南SCとは

クラブマネージャーメッセージ

日南SC クラブマネージャー
清水 清人 / KIYOTO SHIMIZU

2020年5月に、志をともにする仲間達、そしてクラブの理念に共感いただいた9つの賛助団体とともに一般社団法人日南市スポーツクラブ(愛称:日南SC)を設立しました。日南SCのスタートに先立ち、クラブ設立の想いを記させていただきます。

私は、1979年に宮崎県にて開催された第34回国民体育大会のご縁で宮崎県に採用され、38年間南那珂地区にて教員生活を送ってきました。教員として、レスリングのコーチとして多くの出会いがあり若者とともに汗を流し、ともに学ぶことができたことは、私の誇りであり、スポーツを通じてよい時代を生きてこれたことに感謝するばかりです。
一方で、これからの世代が生きている現在の市や教育現場及びスポーツの環境は、社会構造の変遷により様々な課題が散見され、これまでの仕組みでは立ち行かなくなっております。さらには、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、この状況がさらに加速すると推察されます。教員としての役割を終え、現在の日南市、スポーツ、学校等の移ろいを眺めておりましたが、この閉塞感のある現状を評論していても何も始まらないと考え、仲間たちとアイディアを出し合い、「総合型地域スポーツクラブ」を創設いたしました。

スポーツの語源は、ラテン語のDeportareとされています。日常から一時的に離れる、気晴らしをする、楽しむ、遊ぶなどを意味しています。スポーツの語源と古い価値観から離れるという意味を重ねてGo outというメッセージに加え、新しい未来を創り上げるという意味を込めたBuild the Futureを併せて、Go out and Build the futureをコーポレートメッセージとして掲げました。

子供たちが夢を描き、大人たちが生涯学び楽しめる空間と機会を創ることで、誰もが様々なスポ-ツに、様々な志向で親しむことができる地域コミュニティを皆様と創り上げていきたいと考えております。皆さんの日南SCへのアクセスを心待ちにしています。


クラブマネージャープロフィール

レスリング競技にてユニバーシアード競技大会優勝、ワールドカップ個人優勝をはじめ、世界トップレベルで活躍。
1980年モスクワオリンピックのボイコットによりオリンピックへの出場はならなかったが、教員として勤務しながら国民体育大会にて7回の優勝を果たした。コーチとしても手腕を発揮し、高校チャンピオンや全日本トップレベル選手を輩出した。教員としては、日南・串間地区の高体連支部理事長として、日南・串間地区の運動部活の推進に尽力してきた。

総合型地域スポーツクラブとは

人々が、身近な地域でスポーツに親しむことのできる 新しいタイプのスポーツクラブで、子供から高齢者まで(多世代)、様々なスポーツを愛好する人々が(多種目)、初心者からトップレベルまで、それぞれの志向・レベルに合わせて参加できる(多志向)、という特徴を持ち、 地域住民により自主的・主体的に運営されるスポーツクラブです。
宮崎県内では現在32団体設置。日南市で唯一の総合型地域スポーツクラブです。

設立理念・ミッション・ビジョン

設立理念

地域の子供からトップアスリート及びスポーツを楽しみたい社会人まで幅広い志向、ニーズに対して空間と機会を提供し、スポーツを通したコミュニティづくりを目指す。

ミッション

スポーツを通じて会員及びそのコミュニティが夢を持てるクラブであること

ビジョン

「スポーツを通して日南の新しい未来を創造する」

多様性・・・どの様なレベル、ニーズでも楽しめる
多世代・・・子供から高齢者まで生涯を通して楽しめる
高品質・・・クラブでは、誰もが質の高いコーチングを受ける
地 域・・・スポーツを通して地域社会のコミュニティが形成される
共 創・・・地域の各種団体との連携による地域づくり